カラー診断って、本当に合ってるの?
このジャケットは、私のお気に入りです。
私を知る方が見たら
私が好きそうな服
いかにも私が着てそうな服
と仰るでしょう。
そうなのです。
色も形も、ナントカ診断だと
バッチリ似合うはずのデザイン。
(ピンクの色みに関しては、マニュアル通りではありませんが、
このことについては、また後ほど)
でも、2年以上着ていません。
なーんか、着るとパッとしないのです。
もったりした感じ。
我ながらトホホな写真…
公開する勇気を褒めてください!
その原因を検証していきます。
まず色です。
明るいベージュは、私のベーシックカラーに選ぶ色です。
紺やグレイよりも顔映りは良いのですが、
顔のそばに持ってくるにはベストな色ではありません。
ここがカラー診断の落とし穴です。
その人に調和する
といわれる色のグループの中でも、ベストな色と
そうでもない色があります。
中には
グループ内の色 < 他のグループの中のある色
もあるのが現実です。
裏のピンクを出すようにアレンジしました。
このピンクとベージュが良い見本です。
私に調和するグループのベージュよりも、このグループ外の
ピンクを顔のそばに持ってきた方が調和しませんか?
「カラー診断はあてにならない」
「前に受けた診断と違っていた」
という声も少なくないのは、こういうことが原因のひとつかと思います。
十人十色、文字通り、色も人も、全く同じものはありません。
メソッドによって、4タイプ、36タイプ…などと分け方がありますが、
厳密なことを言うと、人の数だけタイプの分類が必要です。
そうはいかないので、私は取り敢えず4タイプに分類し、
個別にフォローします。
カラー診断は、4タイプだろうが36タイプだろうが、
それ以上の細かい分類でも、ベストな色ばかりではありません。
と言うと、
「カラー診断は意味がないのでは?」
と言うお声も聞こえます。
でも私としては、カラー診断を利用する・しないは別として
世の中のたくさんの色を少しでも把握するには、分類の仕方を知っておくと
便利なので、ぜひ興味を持って頂きたいと思います。
色を見る目を養うことができますよ。
次回はシルエットを考えます。